1970年代後半から現在まで日本のトップブランドとして君臨し、数多くの銘器を作り上げてきた国内屈指のブランドTOKAI。その製造方法は当時のまま継承され、熟練した職人の手によって製作され続けています。
今回から『TOKAIギター工場探訪』と題し、パシフィクス・エクスクルーシブモデルがいかにスペシャルなものなのか、数回にわたってレポートいたします。
〜第1回〜
まずは基本となる木材の加工編をお送りします。
※写真提供:東海楽器製造(株)
完璧にシーズニングを終えた材料郡。一番上に見えるのはホンジュラス・マホガニー?
大変貴重なホンジュラス・マホガニー材を発見!パシフィクス・エクスクルーシブモデルLS-1及びLS-2に使用される予定。
見難いですが、トップ材とバック材が接着され、レスポールタイプのBodyが切り出される前の状態。
コンピュータ制御のNCルーターにプログラムを組む事で正確な木材加工を行います。
NCルーターによって削り出されたレスポールタイプのボディ外周とアーチの加工が完成。
非常に細やかな等高線が見えますが、他社ではコストが掛かる為、ここまで行っていないとか…この緻密な木工技術がパシフィクス・エクスクルーシブモデルの美しさに反映されています。
配線を通す溝が確認できますが、ここにも独自のワザがあり、トップ材とバック材の接着後に加工される。
レスポールタイプの指板製作。指坂サイドのバインディングを調整しているところ。
大まかな木材加工が終わったボディとネック。
ここから職人ワザが光る木部調整と作業が続きます。
〜第2回〜
今回はセットネックの仕込みに関する、驚くべき職人技をお見せします。
※写真提供:東海楽器製造(株)
まずはネックをボディにはめ込む。
指板を貼り付け徐々に差し込んで行く。
徐々に入っておりますが少しずつ力が必要になってきました。
ピッタリとセットされた状態です。
接着材無しで持ち上がるセット具合!驚きの技術力です。パシフィクス・エクスクルーシブモデルのサウンドに影響する大変大事な部分です。
こちらはES-1のセットネック。組込みの精度も当然高いです。
〜最終回〜
最終回は塗装〜最終仕上げまでの行程をお見せします。
※写真提供:東海楽器製造(株)
全ての木工作業が終わるといよいよ塗装開始。
LS-1のボディトップ塗装が終了。素晴らしい仕上がりです。
塗装が終わるとバフがけ前の水研ぎと呼ばれる作業を行います。
次はアッセンブリの組込みです。見えない部分でも非常に丁寧に作業されています。
最終の組込みが終わると最後に全体を磨き、出荷に備えます。
出荷前のパシフィクスエクスクルーシブがズラリと並んでいます。